December 2018
継続教育の自己評価:
IBCLCの知識と専門家としての能力開発を促進する
以前発表させていただきましたとおり、2022年以降に再認定を受ける必要のあるIBCLCの皆様は、10年ごとの試験によるIBCLC再認定の必要がなくなります!今後は、次の2つのオプションによる5年サイクルの再認定を採用します。
 
  1. 試験による再認定、または
  2. 継続教育(CE)の自己評価とCERPによる再認定
 
CE自己評価は、自己の振り返りを促し、現在のIBCLC詳細内容概要に基づいて継続教育で各自が焦点を当てるべきコンピテンシーや分野を特定するために設定されています。CE自己評価では、継続教育と専門家としての成長へ向けて「混合アプローチ」をとります。これによって、IBCLCは、中核的知識について専門家として成長することができ、同時に個人のキャリアパス、実務環境、関心のある領域に沿った継続教育を選択できる柔軟性も得られます。
 
CE自己評価は約70問の多肢選択問題からなる、無料かつ遠隔で利用できるコンピューターベースの評価であり、個人職業能力開発計画を作成するために受けるものです。
 
2022年はこの新しいオプションへの移行開始期間となります。2022年に再認定時期を迎えるIBCLCは、必須のCERP合計75単位中、個人職業能力開発計画に基づいて必要とされるCERP7単位(10%)のみを完了する必要があります。2022年に再認定時期を迎えるIBCLCには、CE自己評価へのアクセスが提供されています。
 
CE自己評価の結果に基づいて必要とされるCERPの単位数は、2023年はCERP20単位(30%)、2024年以降はCERP34単位(50%)に増えます。2023年以降に再認定時期を迎えるIBCLCがCE自己評価へアクセスできるようになる時期の詳細については、近日中にお知らせいたします。
2022年3月/4月度IBCLC試験の願書提出期間が始まりました!
ラクテーションケアの絶対的基準となるIBCLC資格の取得を希望する方をご存じですか?2022年3月/4月度IBCLC試験の願書提出期間が開始し、2021年12月7日が締め切りとなります。
願書提出期限:2021年12月7日
試験期間:2022年3月23日~4月1日

(すでにアカウントをお持ちの場合は、新しいアカウントを作成しないでください。まずはパスワードのリセットを行い、追加のサポートが必要な場合はその後で担当の地域事務局にご連絡ください)。
2022年3月/4月度の試験は英語のみでの実施となりますのでご注意ください。

すべてのIBCLC言語で受験可能な2022年9月IBCLC試験への願書提出期間は4月に始まります。
引退後もIBCLCコミュニティとの
つながりを保つ方法をお探しですか?
引退ステータスが利用できるようになりました
IBCLCの引退ステータスは2021年に新たに設置された、IBCLCとしてこれまで母乳育児の家族を専門的に支援してきた実績を評価するものです。また、引退されたIBCLCがつながりを維持する方法も提供します。
 
認定の期限がすでに切れている前IBCLCの方についても、この新ステータスに申請することが可能です。このステータスは現在、2010年から2020年の間に認定の有効期限が切れた方が利用できます。
 
現在認定されているIBCLCの方は、ご自身の認定が失効する年にIBCLC引退ステータスへの申請を提出する必要があります。
 
2022年9月30日まで申請を受け付けています。
IBLCEとIBCLC:WHOコードとIBCLC認定に関する更新情報
2021年7月および 2020年8月のIBLCE報告でお伝えしたとおり、IBLCEは母乳代用品のマーケティングに関する国際規準(WHOコード)とそれに続く世界保健総会(WHA)決議の目的に対するコミットメントを強化するため、また最善認証慣行に準拠するために、ポリシーと手順の更新を継続しています。


想定外のCOVID-19パンデミックの発生により、その他の多くの組織と同様にIBLCEにも、この非常に困難な状況に応じて主要業務の運営方法を転換する必要が生じています。また、臨床時間の資格要件を満たすためのテクノロジーの使用に関する暫定的ガイダンスなどの新たな情報を関係者に提供しています。

IBLCEはこれらの重要な取り組みと、それらを徹底分析した後での実施に継続して取り組みます。これはグローバルな認定プログラムの複雑さを考慮したうえで不可欠なものです。
 
今日まで、IBLCEは独自の「ロードマップ」に従って次を実行しています。
 
  • IBCLE理事会およびスタッフは、WHOコードと後続の決議に関するトレーニングを完了しています。この教育は現在、新たなIBCLE理事会およびスタッフの受け入れプロセスの一環となっています。
  • IBLCEは2022年1月1日年以降、母乳代用品のマーケティングに関する国際規準(乳児用ミルク、哺乳瓶、乳首など)の対象となる製品を取り扱う企業からの教育単位についても、認定取得または再認定取得の単位として認めないこととなりました。
  • IBLCEは、2022年CERP提供者プログラムの一環として、世界保健機関(WHO)の母乳代用品のマーケティングに関する国際規準およびその後続決議に賛同するCERP提供者を必要としています。より詳細な情報は近日中にCERP提供者に送付されます。
  • IBLCEは、教育プログラムの提供者と参加者の両者に、WHOコードに従う義務をはたしていない団体(例えば、乳児用ミルク、哺乳瓶、乳首の製造業者、流通業者、販売業者など)による関与を注意深く検討することを推奨しています。プログラムがWHOコードを遵守しているか否かをIBCLCが判断できるよう、IBLCEはウェブサイトの認定に関するFAQおよび再認定に関するFAQによくある質問を追加しています。
  • 上記のとおり、IBLCEは2021年10月に、で、引退および今後実務に関与しない意図のある現在活動中のIBCLCを対象に引退ステータスを導入しました。
 
IBLCEは導入スケジュールを見直しつつ、以下の重要な取り組みを継続しています。
 
  • 2022年を通じて、IBLCEはCERP提供者プログラムを包括的に複数段階で見直し、強化することに取り組みます。IBLCEは、幅広いラクテーション教育の現場に伴う複雑さを認識しており、IBCLCの多様なニーズに応えるコンプライアンス教育に関して、IBCLCとCERP提供者向けのガイダンスを作成することに注力しています。
  • 以前にお伝えしたとおり、初回IBCLC受験者およびIBCLC再認定者のWHOコードに関するトレーニング要件は発効日の改定の上、2023年に発表されます。
  • IBLCE倫理および懲戒委員会は、2022年に顧問弁護士と協議の上、WHOコードの規定を組み込むためのIBCLCの職務行動規範(Code of Professional Conduct for IBCLCs: CPC)の見直しおよび改訂を行い、発効日を改定の上、2023年に発表します。
 
2021年4月にお伝えしたとおり、IBLCEは失効ステータスから非アクティブステータスへの置き換えの実施日を2022年に延期します。詳細については今後、お知らせいたします。
 
IBLCEは、これらの重要な強化策について関係者と共に取り組んでいくことを楽しみにしています。
IBLCEリーダーシップ人事
IBLCEは、IBLCE理事会に新たに2名の活気に満ちたリーダーを選出しました。IBLCEはBrooke GilliamEmily WaldenをIBLCE理事会に歓迎します。
Brooke Gilliam、BSN、RN、IBCLC
Brooke Gilliamはノースカロライナ州グリーンズボロ出身で、同地のモーゼズ・コーン・ホスピタルでラクテーション・コンサルタントとして、また地域の助産師会運営の私立診療所で訪問ケアを通じてコミュニティをサポートしてきました。彼女は、Mother’s Finest Birth & Lactation, PLLCの所有者兼運営者であり、10年間以上の母性看護経験があります。また、ノースカロライナセントラル大学から看護学士を取得し、チャペルヒルのノースカロライナ大学でのMary Rose Tully Training Initiativeプログラムを通じてラクテーション訓練を受け、ウエスタン・ガバナーズ大学のMSN候補となっています。彼女は家族それぞれのライフスタイルに最適な母乳育児モデルを通じて彼らを教育、支援することに情熱をもっています。彼女の研究は、黒人女性の間での母乳育児の開始率と継続率の向上に関する取り組みに焦点を当てています。また、能力のある専門家によるラクテーション分野の多様化が母乳育児率にプラスの影響を与えるのと同時に、乳児の死亡率や人種間での子供の健康格差を低減すると考えています。
Emily B. Walden、MSN/Ed.、CNM、C-EFM、IBCLC
Emily Waldenは10年以上にわたって、女性と新生児に寄り添って働いてきました。登録看護師、そして看護指導者として従事した後、現在は米国ウィスコンシン州の地域保健看護助産師として働いています。彼女はラクテーション支援が必要なすべての人のためにラクテーション専門クリニックを開くという夢を抱き、IBCLCになることをすぐに決心しました。そして、2018年IBCLCに認定されました。トレド大学を看護学の修士で卒業し、トレド大学から看護指導者として認定されています。また、看護助産師の大学院レベル修業証明を保有しています。ラクテーションと母乳の提唱活動は、彼女のキャリアの中で常に、医療業界で働く彼女のさまざまな役割に結びつけられています。
IBLCEの有志によるリーダーシップチームも新しくなりました!IBLCE内規に従い、Annabelle Mackenzie(英国サフォーク州のMA、IBCLC)は、次期会長から会長へと就任しました。そして新しい次期会長のMona Sakr(MS、IBCLC)はエジプト出身で、近年はアラブ首長国連邦のアジュマーンや米国ノースカロライナに居住しています。Marin Skariah(米国コネチカット州のMSN、FNP-BC、RNC-MNN、C-EFM、IBCLC)は、この世界的なパンデミックによる困難な状況において1年間会長として見事に務め上げ、現在は前会長となっています。Kristi Salisbury(米国ミネソタ州のCDM、CFPP、RD)が会計係として、Agnes Wangui Kamau(ケニヤ、ナイロビのBA)が上級理事会メンバーとして選出されました。IBLCEは、これらの重要なリーダーシップの役割を担う方々に感謝を述べたいと思います。
また最後となりましたが、IBLCEは、IBLCE理事会での任務を近頃完了されたNorma Escobar(IBCLC、RLC)、Kelly Valceanu(DNP, MA, MSN, CNM, IBCLC)、Roberto Issler(MD、IBCLC)にお礼を述べたいと思います。IBLCEは彼らのリーダーシップに心より感謝し、今後のご活躍をお祈りします。
 
IBLCE理事会についての詳細はIBLCEウェブサイトをご覧ください。
IBLCEの新しい
中央アメリカコーディネーターのご紹介
IBLCEは、グローバルネットワークの新しいIBLCEコーディネーターとして、Ilinichna Lizeth Alzamora Madrid博士をご紹介できることをうれしく思います。Alzamora博士は中央アメリカのコーディネーターを務めます。
Alzamora博士がその人生を子供のケアに捧げるきっかけとなったのは、パナマにいるご家族です。ご家族の価値観が博士に小児科医、新生児生理学者となるように導いてくれました。そのキャリアにおいて、彼女は女の子の母親になりました。当時彼女の国の他の母親たちと同様に、母乳育児に関するサポートはごくわずかしか得られませんでした。
 
このような課題が母親として、医師として、母乳育児を行う他の母親、子供、家族への支援を模索する動機となりました。2015年、パナマ初となる母乳育児の準備を希望する両親のための学校「Mom and Dad’s School」を設立しました。2017年には、パナマで初めて認定を受けたIBCLCの一人となり、パナマの家族をサポートする業務を継続しています。
 
中央アメリカのIBCLCおよび受験者は、IBCLC認定についてAlzamora博士に問い合わせることができます(centralamerica@iblce.org)。
 
IBCLC認定または再認定について質問がある場合は、お住いの国/地域のコーディネーターをこちらで探すことができます。
IBLCEは世界母乳育児共同体とともに
引き続き取り組んでいきます
IBLCEは、世界保健機構(WHO)とUNICEFの率いる、注目度が高く影響力の大きいグループである、世界母乳育児共同体への積極的な参加を継続します。この共同体は世界中での母乳のみによる育児率を向上するための母乳育児プログラムとポリシーの拡大において、重要な業務を継続しています。
 
世界母乳育児共同体は、母乳育児への投資を求める提唱活動や、家族レベルと国レベルの両方での母乳育児への公共サポートの活性化など、数多くの重要な役割を担っています。
 
共同母乳育児提唱活動ツールキット、最近発行された2021年グローバル母乳育児スコアカードなどの新ツールをご覧ください。
IBCLCがAmerican Academy of Nursingの名誉フェローに就任しました
American Academy of Nursingは近頃、IBLCEの前会計担当兼理事会メンバーであるClifton J. Kenon, Jr.(DNP、MSN、RN、IBCLC、 FAAN)をAmerican Academy of Nursingのフェローに任命しました。American Academy of Nursingのフェローは、看護学における研究、管理、教育のリーダーであり、大学の学長、総長、学部長、選出による公職者、病院看護部門の上級管理職やバイスプレジデント、協会のリーダー、研究者や起業家など世界38か国の人々が含まれます。
 
また、国内外の両方における健康と看護の質の向上、健康格差と不平等の低減、看護やヘルスケアシステムの強化に重要な役割を担っています。
 
IBCLCのKimarie Bugg(DNP, RN, MPH, IBCLC, FAAN)、Ifeyinwa Asiodu(PhD, RN, IBCLC, FAAN)、Natalia Villegas Rodriguez(PhD, MSN, RN, IBCLC, FAAN)も選出されました。
 
これらIBCLCの方々およびAmerican Academy of Nursingの新フェローの方々のこの素晴らしい名誉に、お祝い申し上げます。
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