授乳による子育てを望む家族はIBCLCのスキルや専門知識を頼りにしています。その他の専門家は、IBCLCには熟練の授乳ケアに必要な専門知識や臨床経験があると知っているため、IBCLCを参考にしています。IBCLCとして、皆様はご自身の資格取得にご尽力されてきました。また、IBCLCを取得することは意義のある功績です。資格やそれが示すものの品位は皆様自身、参考とする専門家、授乳ケアの専門家を探す家族、IBLCEにとって最も重要なものです。
IBCLC認定プログラムの品位を維持するために、IBLCEは認定において最善を尽くしており、30年を超える年月の間、IBCLCプログラムはその質を保つための取り組みに関して認められてきました。ベビーフレンドリーな認定評価は高評価を得ている第三者の品質検証であり、インスティチュート・フォー・クレデンシャリング・エクセレンスのNCCAによるIBCLC認定プログラムの認定評価も同様です。数多くの医療認定プログラムのための高く評価された認定評価であるNCCA認定評価は、、認定において多大な功績や、優秀さとベストプラクティスのための取り組みを示しています。
この認定評価は、IBCLC認証プログラムがプログラムの重要な要素に焦点を当てた厳格な計画的レビューを経たことを意味しています。このプログラムの重要な要素とは、しっかりとした管理や財政慣行、専門の認定スタッフによる管理、精神測定学者と相談して行われるサブジェクト・マター・エキスパート(SME)による広範囲で代表的な関与、安全な試験管理などです。
なぜ試験の安全性が極めて重要なのでしょうか。IBCLCは専門的な資格であり、IBCLCには大きな責任と社会的な信頼があります。IBCLCは自らの見識や専門知識を頼りにしている乳児、子供、家族と連携しています。資格を所持している人が資格によって示される通り、基礎となる専門的な見識や専門知識を持ち合わせていることを表に出すことは極めて重要です。
この理由により、認定におけるベストプラクティスや認定評価基準において試験の安全性に重きを置いているということになります。これはまた、ライブ・リモート・プロクタリング(LRP)を使用するだけでなく、毎年数千人をテストする認証プログラムの重要性も増しているということです。
IBLCEがデータ法医学として知られている高度の統計分析を、試験後のレビュー工程の一部として利用しているのは、以上の理由からです。
データ法医学は個人の試験結果、試験結果のグループ化、全体的な試験結果における統計パターンの学問です。この分析は無効な試験結果の可能性を最小限にするために、試験管理後に統計の専門家によって行われています。
個人またはグループの試験結果が偶然に起きる可能性は統計的に事実上不可能だというパターンを示すと、IBCLCアプリケーションに記載されているとおり、IBLCEはこれらの試験点数を無効にする権利を有します。
認定評価機関として、IBLCEはIBCLC試験でのスコアが有効で公平に取得されたものであるということを保証することに努めています。データ法医学のようなツールを使うことは皆様が努力して得られた資格の品位を保護したり、授乳による子育てを望む家族の健康や安全性を高めます。